人吉球磨日記 10月28日週

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薩摩瀬神宮 秋季例大祭

熊本県人吉市上薩摩瀬町334に鎮座する薩摩瀬神宮は従来は高千穂大明神とよばれていましたが明治元年に現在の薩摩瀬神宮という名称となりました
所在地の薩摩瀬という名前は「昔日薩摩の大軍来襲して、この社の川向に屯す。当軍の兵馳けつけ川中にて決戦す。薩兵悉く敗亡、これよりこの地を薩摩瀬といふ」と文献に記されている為ついた地名ともいわれています
この薩摩瀬町は令和2年7月豪雨災害で大きな被害を受けた町です

西瀬橋から入った堤防沿いに鎮座されています

西瀬橋がすぐ左手に見えます
水害では西瀬橋も3分の1ほど流失しましたので、この地区の水害での被害の大きさが伺えます

右手の川向うには三日原観音堂がある下戸越町が見えます

立派な鳥居と拝殿です
現在は復旧していますが、大きな被害を受けました

左手には天神様も祀られています
壊れた鳥居が水害のすごさを物語っています

本殿の写真です

今日は秋季例大祭という事で住民の方たちがお参りに来られています

床に敷いてあるブルーシートが復興途上のあかしです

最後は球磨神楽の奉納で今年の例大祭を無事終える事が出来ました

まだまだ水害の傷跡が残る薩摩瀬の町と薩摩瀬神宮ですが、1日1日完全復興に向けて歩み続けています
どうぞ西瀬橋を渡り三日原観音堂や天狗橋に向かわれる際は、薩摩瀬神宮でお参りされてみてはいかがでしょうか

くまがわ鉄道 おかどめ幸福駅

あさぎり町免田西にあるくまがわ鉄道のおかどめ幸福駅は日本で唯一「幸福」の名がつく現役の駅です
のどかな風景にとけ込む駅舎はどこか懐かしい佇まいで、全国から観光客が訪れます
今日はおかどめ幸福駅に咲くコスモスが見頃ではないかと訪れてみました

幸せであふれる駅舎
ちなみに黄色いポストは郵便物を出すことができます

風車もきれい
くまモン駅員もうれしそうです

駅舎に入ると線路の向こうにコスモスが咲き誇っています

今日はいい天気です

さっそく裏手に回り駅舎とコスモスをパシャリ

コスモスがおかどめ幸福駅の駅舎が映えます

道を挟んだ向かい側にはもっと広いコスモス畑がありました

コスモスとあさぎり町ののどかな風景です

いつもお花に囲まれている幸せの駅、おかどめ幸福駅でした

矢黒神社 秋季例大祭

熊本県人吉市矢黒町に鎮座する矢黒神社の御祭神は伊勢神宮以下の三十三社
創建は806年から810年の間といわれており、鎌倉時代初期の文献にその名前が出ている事からそれ以前にすでに存在していた事がわかる神社です
矢黒神社本殿、覆屋及び拝殿は人吉市指定有形文化財です
球磨川のほとりに鎮座する矢黒神社は、令和2年7月豪雨災害で大きな被害を受けた神社です

国道219号線の近くに鎮座される矢黒神社には車道が細いため歩いて行かれることをおすすめします
遠くに繊月大橋の赤い欄干が見えます

繊月大橋の手前に国道から下りて行く細い歩道があります

細道を下って左に曲がると鳥居が見えてきます

鳥居の先に進むと矢黒神社の社殿が見えてきます

矢黒神社の事が詳しく書いてあります

矢黒神社の年表です

とても横に長い拝殿です

奥にはお稲荷様が祀られていました

とても小さなお稲荷様ですがきれいに清掃されています

本殿です、人吉球磨の特徴である覆屋があります

神社の裏手には球磨川を望める景勝地があります

階段を降りると球磨川のすぐ近くまで行く事が出来ます

繊月大橋の赤と空と球磨川の青が映えます

西瀬橋も見えますが、これだけ球磨川に近いと豪雨災害の被害も甚大だったということが伺えます

矢黒神社の秋季例大祭が始まりました

多くの人たちがお祭りに詰めかけています

住民の方で神様へお供え物を捧げられています

球磨神楽の奉納で無事お祭りは終了しました

球磨川のほとりに鎮座する矢黒神社は令和2年7月豪雨災害で大きな被害を受けた神社で、前日の薩摩瀬神宮と同様に1日1日完全復興に向けて歩み続けています
どうぞ人吉にお越しの際は、復興に向けて歩み続けている矢黒神社や球磨川の絶景をご覧にお越しください

天狗橋

夏目友人帳 七期 四話 「頁の奥」で人吉市中神町の天狗橋が登場しました
これで天狗橋は夏目友人帳の全期に登場したことになります

復旧が待ち遠しいです

比較対象の為に引用させて頂きました

まもなく復旧する予定の天狗橋のアーカイブを国土交通省のホームページから振り返ってみました

令和4年11月 工事開始

令和5年2月 左側の橋脚撤去作業 

令和5年3月 左側の橋脚撤去完了

令和5年11月 支保工施工中

令和6年3月 掘削作業中

令和6年7月 橋台完成

天狗橋が復旧した折にはまたレポートさせてもらいたいと思います

岡原霧島神社 秋季例大祭

熊本県球磨郡あさぎり町に鎮座する岡原霧島神社の御祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)他、二十二柱
岡本村と宮原村が合併し岡原村となった時に岡本村の大炊霧島神社と宮原村の中嶋霧島神社が明治43年に合併し、規模の大きかった中嶋霧島神社の建物を現在地に移築したとみられています
806年創建と記録されていますが、地元ではさらに遡るといい伝えられています

岡原霧島神社はあさぎり町岡原の県道43号線沿いに鎮座されています

「世界かんがい施設遺産」幸野溝の先に鳥居が見えます

鳥居をくぐると長い石段が見えてきました
石段を登れない人たちのために石段の下にお賽銭箱が設けてあります

石段の先に立派な社殿が見えてきました

立派な拝殿です

入母屋造の本殿です

今日は秋季例大祭という事で、拝殿には多くの人達がみえていました

お参りに来られる方たちがひっきりなしに訪れます

神事が粛々と行われています

球磨神楽で神様を祝っています

神事が終わるころ、続々と人が集まり始めました

石段下の広場には屋台も見えます

広場を駆け回る子供たち、まさに村祭りですね

美味しいものもいっぱいありました

演奏会も開催されて、みんなの笑顔であふれていました

幸せな気分で岡原霧島神社を後にします

地域一帯で神様をお祝いをする人吉球磨の秋季例大祭はこれからも、未来永劫続いていくことでしょう
本日紹介しました岡原霧島神社をはじめ県道43号線沿いには神社やお寺が集中するほか、田舎の原風景を楽しむことができる道路です
どうぞ人吉市方面から湯前町方面へ向かわれる際は国道219号線だけでなく県道43号線も使われてみてはいかがでしょうか

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