城泉寺

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城泉寺の概要

湯前町にある城泉寺(じょうせんじ)は、鎌倉時代初期の貞応年間(1222~1224年)に沙弥浄心によって建立されたと伝えられる、熊本県内最古の木造建築物で国の重要文化財に指定されています
建築様式は寄棟造りの茅葺き屋根で、優美な曲線が特徴的です
堂内には、中央に阿弥陀如来坐像、右に観音菩薩、左に勢至菩薩の三尊が安置されています
これらの像はすべて檜材の寄木造りで、観音菩薩像には寛喜元年(1229年)の墨書があり、鎌倉時代の作であることが確認されています
また、境内には七重石塔や九重石塔があり、これらも国の重要文化財に指定されています

国の重要文化財に指定されている三尊が安置されています

熊本県内最古の木造建築物で国の重要文化財に指定されています

九重石塔(国の重要文化財)

七重石塔(国の重要文化財)

茅葺屋根と石塔が立派です

城泉寺の歴史です


湯前町の城泉寺(浄心寺)は、静寂に包まれた歴史ある寺院でした
特に阿弥陀堂の趣深い佇まいは印象的で、木造建築の美しさが時代を超えて息づいているのを感じました
境内は落ち着いた雰囲気で、訪れるだけで心が安らぐような空間でした
地域の歴史や文化に触れられる貴重な場所であり、ゆっくりと時間を過ごすのに最適な寺院でした

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