専徳寺とは

人吉・球磨地方は、相良藩による浄土真宗(真宗)の禁制が長く続いた地域として知られています。念仏禁制は360年以上に及んだとされ、門徒たちは密かに講を組織し、見張りを立てて聴聞するなどして信仰を守りました。こうした歴史は「隠れ念仏」として語り継がれています。

明治期に禁制が解かれると、待ち望んだ信教の自由のもとで各地に説教所(説教場)が起こり、地域の真宗開教が進みました。相良村柳瀬の専徳寺は、その流れの中で明治13年(1880)に「柳瀬説教場」として設立されたことが起点とされています。

その後、明治26年に県庁の許可を受け、昭和15年に八代の光徳寺より「専徳寺」の寺号を受け、昭和27年に宗教法人として登記されました。 現在の歩みとしては、平成14年に新本堂が完成し、近年では地域行事とも結びつきながら、寺の活動が続けられています。
| 所在地 | 熊本県球磨郡相良村大字柳瀬769 |
|---|---|
| 問合せ先 | 専徳寺 |
| 電話番号 | 0966-23-2405 |
| 駐車場 | あり |
| 最寄り駅(目安) | くま川鉄道「肥後西村駅」(徒歩約20〜30分の目安) |
| 最寄りバス停 | 九州産交バス「柳瀬公民館前」(徒歩約3〜4分の目安) |
季節の見どころ
2月~3月 ひな人形のお寺

専徳寺は、相良村で「ひな人形のお寺」として親しまれているお寺です。

先代住職が集めたひな人形を飾ったことをきっかけに知られるようになり、かつては約1,200体ものひな人形があったと伝えられています。

人吉球磨のひなまつりのルーツといわれ、現在も毎年2月から3月にかけて華やかな展示が行われ、多くの人が訪れます。
3月下旬 桜の開花

春になると静かな境内に桜が彩りを添えます。

桜の名所として大きく知られるタイプではありませんが、落ち着いた春の景色を楽しみたい方におすすめしたい場所です。
4月 花まつり

花まつりは、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり」に合わせて行われ、地域の人々が集い、春の訪れを感じるひとときとなります。

ステージイベントで大いに賑わいます。
