淡島阿弥陀堂の概要
淡島阿弥陀堂は、熊本県球磨郡山江村万江地区に位置する歴史あるお堂で、お堂の由来は定かではありませんが、境内に五輪塔が散在しており、室町時代に寺院が存在したと考えられます
堂内には二体の木造阿弥陀如来立像が祀られており、二体の木造阿弥陀如来立像はいずれもヒノキ材・一本造り・彫眼であり、中央の一体には、背部に墨書銘(ぼくしょめい)があり、文明十一年(1479)に造られたことがわかっています
もう一体にも、墨書銘があり、天正二十年(1592)に造られたことがわかっています
いずれも山江村指定有形文化財です

小高い場所に淡島阿弥陀堂は祀られています

道から登ったところがお堂になります

室町時代には寺院が存在していたと推測されています

山江村指定の阿弥陀如来像です

人吉球磨では2番目に古い石碑で1646年に建てられました

阿弥陀堂の説明文があります
淡島阿弥陀堂は、歴史と自然が調和した場所であり、訪れる人々に静寂と癒しを提供しています。周辺には淡島神社や樹齢500年を超えるイチイガシの巨木もあり、地域の文化と自然を感じることができます
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1月16日(木)
淡島阿弥陀堂周辺の災害復旧工事
令和2年7月豪雨で被害にあった淡島阿弥陀堂周辺の復旧作業が進んでいました

万江川の嵩上作業が進んでいます

淡島神社参道となる橋ももうすぐ完成しそうです

建設中の橋の側面です

淡島阿弥陀堂から見た画像となります
これらの写真から、令和2年7月豪雨による影響がいかに大きかったか、そしてその復旧に多くの努力が注がれていることが伝わります
自然と共生する地域の強さが感じられる光景です