槻木大師堂

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槻木大師堂の概要

槻木大師堂(つきぎだいしどう)は、熊本県球磨郡多良木町槻木地区に位置する御堂で、室町時代前期に制作された弘法大師坐像が安置されています

大師堂があるのは、下槻木といわれる集落で槻木集落よりもさらに奥になります

室町時代前期の様式を感じることができ、建築的な価値もあります

弘法大師坐像

台座の墨書銘文から、応永19年(1412年)に相良頼仙を大願主として、仏師秀永が制作したことが判明しています
材質と構造はヒノキ材の一木造りで、像高は56.1センチメートル。丸彫りで内刳りがなく、各部の均整が整い、面相に気品があります
この像は、室町時代前期における弘法大師信仰の広がりを示す重要な文化財として評価され、1969年(昭和44年)に熊本県の重要文化財に指定されています

大師のコウヤマキ

お堂の前には、高野槙(コウヤマキ)の大木がそびえ立ち、推定樹齢は600年とされています
1969年に熊本県の天然記念物に指定されました

大師のイチョウ

コウヤマキの隣にはイチョウの大木があり、こちらも大師堂建立時に植えられたと推測されています
1961年に多良木町の天然記念物に指定されています

平成悠久石

2006年7月の豪雨により林道の法面が崩壊した際、突如出現しました
完璧な球形から、人工物と誤解されることもありますが、数千万年前の砂岩が風化・浸食され、流される過程で角が取れ、自然に丸い形状になったとされます

自然が生み出した奇跡の産物として注目されており、周辺の観光スポットとなっています

川底から見つかったとかではなく、突然林道に出現しました

案内板も設置されています


槻木大師堂は宮崎県との県境の山中に位置し、静寂な環境に包まれています
普段は弘法大師像を拝観することはできませんが、旧暦の3月21日と8月21日に行われる「お大師さん祭り」の際にご開帳されます

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