熊本・人吉球磨で夏目友人帳のモデル地を巡る旅

緑川ゆき原作のアニメ「夏目友人帳」は、妖が見える少年・夏目貴志が、祖母の遺産「友人帳」を受け継ぎ、ニャンコ先生と共に“名を返す”日々を重ねていく物語。
出会いのひとつひとつが、そっと心をほどいてくれます。
そんな物語の世界観を映したモデル地が、熊本の人吉・球磨エリアに点在しているのも魅力のひとつです。

※本記事は連載です。『夏目友人帳』各話のモデル地を、人吉球磨の旅として順次追記していきます。

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祖母レイコの遺品「友人帳」を手にした 夏目貴志 は、用心棒の ニャンコ先生 と共に、妖たちに名前を返す日々を続けています。
そんな夏目のもとへ、八ツ原に住む妖たちが現れ、妖を退治する“人間”をどうにかしてほしいと頼まれます。

祓川橋

※重要なお知らせ

祓川橋は**令和2年7月豪雨で流出**しています。
現在、工事用の仮設道は設置されていますが、利用する場合は自己責任となっています。

アクセス

国道388号線から市房山キャンプ場方面へ向かいます

「市房山キャンプ場(outsideBASE mizukami)」

市房山キャンプ場前から川沿いに進みます。

工事用の仮設道は設置されていますが、利用する場合は自己責任となっています。

仮設道から見た祓川橋の流失あとです。豪雨災害の凄まじさがわかります。

記録と復旧|年表・資料(公表情報)

祓川橋の架橋年(竣工年)は、公表されている発注見通し資料等では特定できませんでしたが、水上村勢要覧には「広域基幹林道 上米良大平線(水上工区)完成(平成10年7月)」の記載がありますので、橋の架橋年(竣工年)もその前後ではないかと考えられます。

過去の写真です

2020年:令和2年7月豪雨で被災(祓川橋は流出)

提供:熊本県(熊本災害デジタルアーカイブ/橋梁流出(祓川橋))

2025年度:水上村の「発注予定工事一覧」に、祓川橋に関する復旧工事(計画)の記載あり
水上村の「発注予定工事一覧表」には、
林道上米良大平線災害復旧工事の概要として **L=32.0m(祓川橋)** の記載があります。
※これは「予定(計画)」情報です。工期や通行可否は、最新発表を必ずご確認ください。

祓川橋の登場シーン

八ツ原付近の風景として登場します。
※過去の写真です。現在は豪雨災害により祓川橋は流失しています。

出典:アニメ『夏目友人帳』第一期 第三話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

所在地熊本県球磨郡水上村湯山(市房山登山口付近)
問合せ先水上村役場 産業振興課
電話番号0966-44-0314
駐車場あり(市房山キャンプ場〈outsideBASE mizukami〉駐車場)
最寄り駅(目安)くま川鉄道「湯前駅」(車で約20分の目安)
最寄りバス停産交バス「市房登山口」(徒歩約35分)

※当記事で使用している作品画像(スクリーンショット)は、紹介・批評を目的とした引用として掲載しています。
著作権・著作者人格権は各権利者に帰属します。
引用要件(明確な区別、主従関係、必要最小限、出所明示等)に配慮しています。

天狗橋

球磨川にすっと伸びる赤いアーチが印象的な「天狗橋」

河川敷から眺めると、橋のラインが空と山並みに映えて、季節や時間帯で表情が変わる撮影スポットとしても親しまれています。

令和2年7月豪雨で被災しましたが、復旧が進み、再び通行できる橋として戻ってきました。

天狗橋 年表(吊り橋時代~現在)

・昭和32年
 球磨川に「天狗橋」という“吊り橋(つり橋)”があったことが分かります。
 掲載ページ(広報くまもと 昭和32年9月号)

・昭和40年(1965)
 7月の洪水により吊り橋の天狗橋が流失しました。

出典:災害記録集「暴れ川 球磨川」(九州地方建設局 八代工事事務所、川辺川工事事務所)

・昭和42年(1967)
 市道「中神大柿線」に現在の天狗橋が架設。橋長は180mとして記録されています。
 出典:人吉市「橋梁長寿命化修繕計画(個別施設計画)」

・平成21年(2009)
 天狗橋の老朽化に伴い、上流側に「紅取橋」(中神鹿目線)が新設・開通(橋長223.1m)。
 車両交通の受け皿となり、以後、天狗橋は歩行者、自転車専用に。
 出典:人吉市「橋梁長寿命化修繕計画(個別施設計画)」

・令和2年(2020)7月
 豪雨災害で天狗橋が被災(橋脚損傷等)。通行止めとなりました。

出典:国土交通省九州地方整備局八代復興事務所ウェブサイト

・令和7年(2025)11月15日
 復旧完了・通行再開(復旧完了時の発表では橋長192m、幅3m)。

天狗橋の登場シーン

夏目の通学路として物語に登場します。
これ以降も天狗橋は夏目の通学路としてたびたび描かれ、モデル地を代表する存在ともいえる場所となります。

出典:アニメ『夏目友人帳』第一期 第三話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

所在地熊本県熊本県人吉市中神町大柿
問合せ先人吉市 経済部 商工観光課
電話番号0966-22-2111(代表)
駐車場なし
最寄り駅(目安)人吉駅(車で約15分の目安)
最寄りバス停九州産交バス「天狗橋」バス停(徒歩約1分)

※当記事で使用している作品画像(スクリーンショット)は、紹介・批評を目的とした引用として掲載しています。
著作権・著作者人格権は各権利者に帰属します。
引用要件(明確な区別、主従関係、必要最小限、出所明示等)に配慮しています。

祖母レイコの遺品「友人帳」を手にした 夏目貴志 は、用心棒である ニャンコ先生 の力を借りて、妖たちに名前を返していくことを決めます。
そんな夏目の前に、名前を返してほしいと小さな妖の 露神 が現れます。

雨宮神社

相良大橋から見える、こんもりとした小さな森――それが「雨宮の森」。
その頂に鎮座するのが雨宮神社です。雨乞いの神様として知られ、森の形から“トトロの森”の愛称でも親しまれています。

参拝は、112段の石段を上がって境内へ

登りきった先は、木々に包まれた静かな空気。小さな森の上とは思えないほど、すっと心が落ち着く場所です。

この地には“雨を呼ぶ社”として語り継がれる話もあります。
文明4年(1472年)の大干ばつの際、相良藩の為続公が雨乞い祈願で和歌を献上したところ、帰途で突然大雨が降った――という伝承が残っています。

そして雨宮神社のもう一つの見どころが、社殿裏にある巨石のトンネル「三産(シャンシャン)くぐり」。
くぐると「幸せを産む」「安産」「金を産む」と言われる、雨宮の森ならではの名物スポットです。

雨宮神社の登場シーン

第2話の中盤、田んぼの中にこんもり残る森に日傘の女性(ハナさん)が祠へ通う日常として登場します

出典:アニメ『夏目友人帳』第1期 第2話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

第2話の最後のシーンで夏目貴志がニャンコ先生と一緒に帰り道を歩く流れの中で描かれます。

出典:アニメ『夏目友人帳』第1期 第2話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

所在地熊本県球磨郡相良村大字川辺5886
問合せ先相良村役場 産業振興課
電話番号0966-35-1034
駐車場あり
最寄り駅(目安)人吉駅(車で約15分の目安)
最寄りバス停九州産交バス「雨宮」:徒歩約4分(約315m)

※当記事で使用している作品画像(スクリーンショット)は、紹介・批評を目的とした引用として掲載しています。
著作権・著作者人格権は各権利者に帰属します。
引用要件(明確な区別、主従関係、必要最小限、出所明示等)に配慮しています。

妖(あやかし)が見えるため周囲から距離を置かれてきた 夏目貴志 が、ある日妖に追われて逃げ込んだ先の神社で、招き猫の姿をした妖と出会うところから始まります。

三日原観音堂

人吉市下戸越町にある三日原観音堂は、人吉球磨に点在する巡礼札所「相良三十三観音」の第4番札所です。
由来を伝える文献は多くありませんが、堂内の香炉台に享保11年(1726)、正面の鰐口に**天保13年(1842)**の銘が残り、江戸時代から信仰されてきたことがうかがえます。

三日原観音堂には、乳房の形をしたものを奉納すると乳の出がよくなるという伝承があり、暮らしに根ざした素朴な祈りの場として親しまれています。

観音堂は木々に囲まれた小高い場所にひっそりと建ち、眼下には球磨川の流れ。
瀬音と静けさが調和する、落ち着いた雰囲気が魅力です。

三日原観音堂の登場シーン

第1話の終盤、夏目とニャンコ先生が七辻屋(まんじゅう屋)前を歩くシーンで登場します

出典:アニメ『夏目友人帳』第1期 第1話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

第1話の終盤、夏目がニャンコ先生に七辻屋(まんじゅう屋)を紹介する場面に登場します。

出典:アニメ『夏目友人帳』第1期 第1話より(©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会)
※作品画像は紹介・批評のための引用です。著作権は権利者に帰属します。

所在地熊本県人吉市下戸越町
問合せ先人吉市 経済部 商工観光課
電話番号0966-22-2111(代表)
駐車場あり(4台
最寄り駅(目安)人吉駅(車で約10分の目安)
最寄りバス停九州産交バス「三日原観音前」

※当記事で使用している作品画像(スクリーンショット)は、紹介・批評を目的とした引用として掲載しています。
著作権・著作者人格権は各権利者に帰属します。
引用要件(明確な区別、主従関係、必要最小限、出所明示等)に配慮しています。

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