
10月13日(月)
おかどめ幸福駅
おかどめ幸福駅前にて、まだ控えめながらもコスモスがそっと顔を覗かせ始めていました。






駅前という場所で咲き始めるコスモスは、人の往来にさりげない彩りを与えつつ、訪れる人の心を和ませる小さな奇跡のようでもあります。“幸福駅”という名前が、花の佇まいと重なって、より儚くも温かな印象を抱きました。
免田八幡宮秋季例大祭
あさぎり町・免田八幡宮では、秋季例大祭が賑やかに執り行われました。 この神社のお祭りは、伝統的な神事が静かに厳かに営まれる一方で、地域の人々が総出で神様をお祝いし、郷土芸能の披露や、訪れた皆さまへの振る舞いのもてなしがなされるなど、まさに古き良き時代の日本の祭りそのものでした。










地域の人々が総出で神様をお祝いし、境内には露店や賑わいが整えられて、神事だけに偏らず、人の交流の場としても温かな空気がありました。子どもたちの声や参拝者の笑顔、郷土芸能の音などが響く中、「伝統と暮らしが溶け合う時間」がそこにありました。
免田八幡宮の桜
免田八幡宮の境内に、季節外れの桜が咲いていました。

まるで、本日の免田八幡宮のお祭りを祝福しているかのように感じられました。
10月14日(火)
宮園の大イチョウ
熊本県球磨郡五木村宮園地区に立つ「宮園の大イチョウ」は、樹齢500年以上、根回り約14 m、樹高35 〜 45 mにも及ぶ、県指定の天然記念物に認定された巨木です。釈迦堂の境内に立つこの壮大なイチョウは、秋になると黄金色に染まり、その姿はまさに里山のランドマーク。紅葉の時期には「大イチョウ祭り」が開かれ、夜にはライトアップされた幻想的な光景も楽しめます。



青空の下、黄葉にはまだ少し早かったものの、緑と黄色が入り混じる葉の色が優しく陽を受けて揺れていました。風が枝をくぐる音と、落ち葉が地面にさらりと重なる音までもが、心に残るBGMとなりました。背景にある釈迦堂の屋根や家屋も、この木とともに歳月を重ねてきた風景の一部だということが、ひしひしと伝わってきます。
五木阿蘇神社 秋季例大祭 御夜祭
熊本県球磨郡五木村に鎮座する五木阿蘇神社では、10月14日(火)18時より秋季例大祭の幕開けとして 「御夜祭」 が斎行されました。境内には秋のひとときを祝う夜店が並び、神事・夜神楽の奉納、紅白餅投げや抽選会など、多彩な催しで賑わいが広がりました。








夕刻、境内に足を踏み入れた瞬間、日常の静けさから一転して、祭りの始まりを告げる音や灯りに包まれました。鳥居をくぐると、提灯や夜店の灯がやわらかく浮かび、ひとり歩く参道さえも神聖な巡りの一部に感じられました。舞台では、球磨神楽が静かにそして力強く奉納され、その演目のひとつひとつに、地域の歴史と祈りが刻まれているのを肌で感じました。また来年も、この神聖な夜に訪れたい。そんな気持ちが自然と生まれる、特別なひとときでした。
10月15日(水)
五木阿蘇神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡五木村に鎮座する 五木阿蘇神社 では、10月14日(火)・15日(水)の両日にわたって秋季例大祭が斎行されました。15日には例大祭本儀に加え、地域の子どもたちが担う子どもみこしが村内を巡行しました。そして午前10時より例大祭本儀が執り行われ、参拝者は神様に感謝を捧げるとともに、地域の団体・氏子が一体となって祭礼を支える姿が見られました。






朝の冷たく澄んだ空気の中、参道を歩きながら神社へ向かうと、木立の間から射し込む光と、拝殿の近くに漂う年祭の準備の匂いが重なり、「今日は特別な一日だ」と自然に胸が高鳴りました。子どもみこしの元気な声が村の道を駆け抜け、地域の方々が一体となって支える姿には、祈りと日常が静かに結びついていることを感じさせられました。祭りを通じて「地域の祈り」や「伝統のつながり」を改めて見つめることができ、参加して良かったと心から思えるひとときでした。
五木村の風景

青空のもと、川辺を走る国道の傍らで山肌の緑に交じって、すでに“秋の気配”をまとった木々の色がそっと紅葉へと歩みを始めていました。次にこの場所を再訪するなら、葉が黄金や深紅に染まり、木々が最も華やかにその姿を開く瞬間を狙いたいと思います。
くまモン
五木村にくまモンが訪れていました


サプライズでビックリしました
10月16日(木)
渓流ヴィラITSUKI
熊本県球磨郡五木村に位置する渓流ヴィラITSUKIは、清流川辺川を目の前に、山々に抱かれた贅沢な滞在を提供する6棟のみのヴィラ宿泊施設です。それぞれウッドデッキ付きのヴィラにはグランピングテントが設置され、「ただ泊まる」以上の体験が用意されています。食事には、地元・球磨五木や南九州の素材を活かしたグリル料理が提供され、川のせせらぎや星空、野鳥の囀りをBGMに、ゆったりとした時間が流れます。




ヴィラ




渓流グリルMYOUJIN













渓流ヴィラITSUKIに宿泊して、清流と木々に囲まれた「日常からひと息つける場所」に身を委ねました。ウッドデッキ付きのヴィラ、ジャグジーのある浴室、そして夕食・朝食共に地元素材を活かしたグリル料理が印象的でした。朝には川のせせらぎ、夜には星空が、静かな時間の流れを教えてくれました。アクセスには車が必要で、観光地感よりも「自然とともに過ごす」ことを楽しめる滞在です。
白滝公園
五木村の県道25号線沿い、小鶴トンネルそばに位置する白滝公園は、自然の造形美と四季の変化を存分に味わえる穴場スポットです。園内には高さ約70 m、幅およそ200 mの石灰岩からなる断崖がそびえ、その白い岩肌が「滝のように流れ落ちる」ように見えることから名付けられています。






鍾乳洞
白滝公園の奥には長さ約30 mの鍾乳洞もあります。鍾乳洞の内部は照明付き(100円投入で20分間)で、夏の避暑や探検気分も味わえます。




まず目に入ってきたのは高さ約70 m・幅約200 mにも及ぶという石灰岩の大断崖。その白く切り立つ岩肌が、まるで滝のように流れているように見えるというこの場所の名前の由来に、思わず「なるほど」と膝を打ちました。さらに奥へ進むと、そっと入口が見える鍾乳洞。料金箱に硬貨を入れると照明が点り、洞内のひんやりとした空気と岩と水の音が、日常から沸き上がる静寂へと誘ってくれました。アクセスには多少の時間を要しますが、その分、到着した瞬間の解放感と、雑音の少なさが特別でした。
10月17日(金)
万江阿蘇神社
万江阿蘇神社の鳥居前には、建立当時あるいはそれに近い時期から立っていると伝わる雄(オス)のイチョウの木があり、山江村の文化財(天然記念物)に指定されています。樹齢は400年を超えるとされ、「乳頭(にゅうとう/こぶ)」と呼ばれるコブが幹にできることがあります。伝承では、「母乳の出ない人がそのコブを削り取り飲むとご利益がある」とも言い伝えられています。





ゆったりと流れる万江川を背に、赤い鳥居とその奥に控える山々――その風景に、イチョウの葉が淡く色づき始めて、まるで「秋が静かに動き出している」ような空気が漂っていました。
山田大王神社
山江村山田甲の静かな山間に佇む山田大王神社。その境内に悠然と立つイチョウの木は、秋の訪れを告げる風物詩です。毎年11月中旬から12月初旬にかけて、深まる冬の気配とともに葉が黄金色へと変わっていき、茅葺屋根や古い石段、社殿の木肌と調和し、荘厳かつ風雅な景観を生み出します。

木々の緑がまだ主役を張っているこの瞬間に、ほんのりと「黄」の兆しが頬をなでていくようで――それはまるで、夏と秋のあいだで揺れる呼吸のようでした。
晴山の大イチョウ
国道445号沿いの「晴山バス停」から少し東へ足を延ばすと、集落の中にひときわ大きなイチョウの木が姿を現します。樹高およそ20 メートル、目通り幹囲約6 メートル──樹齢は200年以上と推定され、その堂々たる佇まいは「村の巨木」としてひときわ目を引きます。

葉の色はまだ深い緑が主体で、黄葉には至っていませんでしたが、これから秋を迎えてそろそろ色づき始める季節なのだな、という期待感がありました。緑の濃さが「これから変わっていく」瞬間を捉えているようにも思えました。
10月18日(土)
人吉温泉まつり
『ふるさと歴史の広場』を会場に、秋の訪れを告げる一大イベント『人吉温泉まつり』が開催されました。ステージイベント、屋台・出店、もち投げ、ミニSLなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが盛りだくさんでした。また、地元特産の物産販売や多彩な出店ブースでは、球磨地域ならではの味覚を存分に味わえたほか、キャラクター『くまモン』の登場もあり、ご家族での来場にぴったりの1日となりました。










秋晴れの下、会場のふるさと歴史の広場がにぎわいにつつまれていたのが印象的でした。屋台の香り、賑やかな掛け声、そして観客の笑顔があふれ、町全体が“お祭りムード”に包まれていました。テージではダンスや伝統芸能が力強く披露され、見ているこちらも自然と体が動きそうになるほど。子どもたちが元気に舞う姿、家族連れで来場している方々の笑顔が、地域の温もりを感じさせてくれました。
異文化交流試食会
湯前町にて「異文化交流試食会」が開催されました。今回のテーマ国はネパールとミャンマーで、両国ならではの香りやスパイスを活かした料理が、外国人スタッフと地域の参加者によって再現・提供されました。参加費は無料で、どなたでも気軽に異文化の“味”を体験できる機会となっていました。地域の人々と海外文化が「食」を通じて交流するこのイベントは、スパイスの豊かさ、香りの奥深さ、そして“味”による対話の場として、湯前町ならではの温かなひとときとなりました。






ふと足を踏み入れた会場は、普段の町の雰囲気とは少し違い、スパイスの香りが風にまじってやさしく漂っていました。テーマ国のネパールとミャンマーによる料理が並ぶその場では、異文化の “味” が日常の風景の中に自然に溶け込んでいて、どこか旅先に来たような気分になりました。
水上村 えびす祭り
水上村にて「第23回えびす祭り」が開催されました。バザー、地元園児によるお遊戯、フラダンス、太鼓演奏、エイサー演舞など、多彩なステージイベントが用意され、会場には焼き鳥・焼きそば・かき氷などの屋台も並びました。地元青年部が中心となって企画されたこの祭りは、地域の交流と賑わいをつくる秋の風物詩として、村人・訪問者ともに楽しめる一日となりました。




夕刻、村民体育館の駐車場に集まった人々のざわめきの中、祭りはゆっくりと、しかし確かな温もりをもって始まりました。バザーの屋台からは焼き鳥や焼きそば、かき氷の香りが風に乗って流れ、ステージでは地元園児の可愛らしいお遊戯、フラダンスのしなやかな動き、太鼓とエイサーの力強い演奏が交錯し、耳と心に残りました。
ダンスフェスティバル
16:00より、紺屋町・人吉コンテナマルシェ周辺にて「ダンスフェスティバル」が開催されました。
人吉の夜を熱く彩るこのイベントでは、地元ダンスチームによるパフォーマンスがステージを一層盛り上げ、会場には出店ブースも並びました。秋のひとときを、多彩な踊りと賑わいの中で楽しむ一夜となりました。






夕暮れが近づく紺屋町・人吉コンテナマルシェ周辺でスタートした「ダンスフェスティバル」は、まさに夜空に躍動感を刻むひとときでした。16 時の開始とともに、ステージから流れるリズムと光が街に溶け込み、観客も自然とその振動の一部になったように感じられました。
10月19日(日)
遥拝阿蘇神社 秋季例大祭
遙拝阿蘇神社(熊本県人吉市上林町610)にて、10月19日(日)に「秋季例大祭」が開催されました。創建は806〜810年に遡ると伝えられ、祭神に“阿蘇十二神”を祀る由緒ある神社です。当日は、地域の氏子・崇敬者らによる神事が厳かに執り行われ、境内には参拝者の静かな祈りとともに、秋の深まりを告げる風がそよいでいました。










参列者がひとりひとり静かに祈りを捧げ、時に地域の子供たちや氏子の方々の姿が見える。「祭り=賑やか」という印象を抱いていた私にとって、この例大祭は“静寂の中にある厳粛さと、一体感”を実感させるものでした。
神事の後、境内を見渡すと、祭具や参道がいつもより輝いて見え、地域の方々がこの神社を大切に守り続けてきたことを、自然と感じることができました。
ふれあいまつり くまむら
午前10時から午後4時まで、旧渡小学校グラウンド跡地を会場に「第41回ふれあいまつりくまむら」が開催されました。当日は、子どもから大人まで楽しめる多彩なステージプログラムが展開されました。ステージイベントに加え、地元の特産品販売や飲食ブースが多数出展し、「食べる・体験する・楽しむ」が一体となった“村の秋まつり”として、地域の人々も来場者も交流と賑わいを存分に味わえる一日となりました。








丸太切り大会の真剣な眼差しや、エイサー演舞に湧く大人たちの歓声。そんな中で、「ここに来てよかった」「この瞬間を共有できてよかった」と思える小さな出来事に、何度も出会えた一日でした。村人の皆さんと訪れた来場者が隣り合って同じ空気を吸っている――それがこの祭りの持つ力だと感じました。
あさぎりマルシェ
熊本県球磨郡あさぎり町・あさぎり駅ポッポー館を会場に、「あさぎりマルシェ」が開催されました。雑貨、洋服、アクセサリー、ワークショップ、マッサージなど、町内外から多彩な出店が並び、食と暮らしを彩るマーケットとして賑わいを見せました。また、来場されたお子さまにはポップコーンのプレゼントもあり、家族みんなで楽しめる一日となりました。










あさぎり駅ポッポー館を会場にしたマルシェは、雑貨、アクセサリー、洋服、ワークショップ、マッサージ…といった多彩な出店が軒を連ねていて、歩くだけで「かわいい」「気になる」「体験してみたい」が立ち止まる連続でした。子どもたちにポップコーンが配られるなど、家族でふらっと立ち寄れる温かさも感じられ、販売だけではなく「楽しむ」場としての工夫が光っていました。
