
11月3日(月)
上村白髪神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡あさぎり町に鎮座する上村白髪神社では、毎年11月3日に「秋季例大祭」が執り行われます。本祭当日は、氏子や地域住民が氏神さまへの感謝と五穀豊穣を祈願し、神事のほか、球磨神楽の奉納、子ども神輿、赤ちゃん相撲、弓道大会、剣道大会などの地域伝統行事が展開されます。












朝から境内には子どもたちを含む地域の方々が集まり、土俵での赤ちゃん相撲や、弓道大会、神輿の練り歩きといった多彩な催しが展開され、祭り全体に“地域みんなでつくる”活気が満ちていました。木々の葉がそよぎ、時折聞こえる太鼓や笛、そして子どもたちの笑い声が「この地域の秋祭り」という感覚をより強く喚起してくれました。
おかどめ幸福駅
秋風が心地よく吹く中、熊本県球磨郡あさぎり町の「おかどめ幸福駅」駅前では、一面に広がるコスモスが満開の見頃を迎えています。淡いピンクやクリーム色、時には朱色を帯びた花びらが秋の日差しを浴びて揺れ、“幸せ”を感じさせる風景が展開されています。




歩道沿いに植えられたコスモスは、通りすがりの方々を立ち止まらせ、散策や撮影を楽しむ人の姿が目立っています。まさに「駅を囲むように一面のコスモス畑が広がる風景」がそこにはありました。
11月4日(火)
山田大王神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡山江村の山田大王神社では、秋の深まりとともに「秋季例大祭」が執り行われ、地域の氏子・住民が五穀豊穣と氏神さまへの感謝を祈願しました。特に注目されたのは、国指定の重要無形民俗文化財の球磨神楽が約16年ぶりに奉納されたことで、地元の園児をはじめ多くの人々が神社に詰めかけました。










何より印象的だったのは、約16年ぶりに奉納された伝統芸能の 球磨神楽。舞手たちが鈴を振り、剣を構え、闇の中で舞うその姿には、地域に息づく信仰と覚悟が濃く映し出されていました。さらに、会場には子どもからお年寄りまで続々と集まり、氏子・住民の皆さんが手作りで準備した祭りの空気が全体を包んでいました。
久米熊野座神社 秋季例大祭 御夜祭
熊本県球磨郡多良木町久米に鎮座する 久米熊野座神社(通称「権現さん」)では、「秋季例大祭」が執り行われます。前夜の「御夜祭」では、国指定無形民俗文化財である 球磨神楽 の奉納が行われ、地域の文化と信仰の重みを感じることができます。神楽奉納の後や神事の合間には、餅まきなど来場者が参加できる賑やかな瞬間もあります。






参道の灯篭が揺れ、静まり返った境内では、荘厳な空気の中で奉納された「球磨神楽」が、太鼓と笛の音とともに夜の森に響いていました。この御夜祭は、翌日の本祭とはまた違う“静かなる盛り上がり”を感じさせる貴重なひとときであり、地域の“つながり”を実感する場でもありました。
11月5日(水)
久米熊野座神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡多良木町久米に鎮座し、地元では「権現さん」と親しまれる 久米熊野座神社 では、「秋季例大祭」が執り行われています。当日は、神輿渡御や園児の太鼓披露、子ども相撲大会といった地域住民も参加する賑やかな催しが並び、祭り全体に活気があふれていました。また、国指定無形民俗文化財である 球磨神楽 の奉納もあり、伝統芸能と地域の信仰が交わる貴重な体験を提供しています。










活気に満ちた境内では、神輿の渡御が勇ましく進み、園児たちの太鼓披露では小さな手が大きな音を刻み、子ども相撲大会では歓声と笑顔があふれる中、地域の“今”が躍動していました。境内の賑わいや太鼓・声の響き、たくさんの笑顔を目の当たりにして、こうした“地域のお祭り”の持つ力を改めて実感しました。来年もぜひ、また足を運びたいと思います。
老神神社
老神神社を訪れたとき、イチョウの葉がほんのりと黄色に染まり始めているのに気づきました。夜になると、鳥居や社殿がライトアップされ、昼間とはまた違った静かな神秘の空気に包まれていました。



イチョウの葉がほんのりと色づき始めており、その淡い黄色が緑の中にアクセントを添えていて、季節の移ろいを感じることができました。木漏れ日が葉の隙間から差し込んで、まるで境内のいたるところが柔らかな光に包まれているようでした。
岩屋熊野座神社
岩屋熊野座神社を訪れたところ、11月29日の秋季例大祭に向けた準備が着々と進められていました。


茅葺き屋根の本殿は、江戸時代に造られた貴重な建築であり、その佇まいや造形が「長い時間を生きてきた場所」という重みを静かに訴えてきます。
ダイニング すずめ
熊本県人吉市紺屋町 58-2にある居酒屋「ダイニング すずめ」は、地元・球磨の新鮮な素材を活かした創作料理が楽しめるお店です。定食利用も可能なので「軽く食事をしたい」方も「お酒を楽しみたい」方もどちらのニーズにも対応しています。店内はテーブル席を中心とし、カウンターは少数と落ち着いた雰囲気です。1人でもグループでも気軽に利用でき、温かなホスピタリティも評判です。










店内に入ると、テーブル席中心の落ち着いた雰囲気の中で、気さくなご主人と笑顔の奥様のお出迎え。口コミで「居心地イイ」と評判の通り、初めてでもすっと馴染める暖かさが印象的でした。
11月6日(木)
天狗岩
熊本県球磨郡五木村吐合にそびえる「天狗岩」は、石灰岩からなる巨大な岩壁で、その名称の由来には「巨岩が天狗の姿に似ている」あるいは「岩の中央に開いた二つの穴に天狗が棲んでいた」という伝説が伝わっています。高さはおよそ100 m。国道445号から竹の川地区を抜けて梶原方面に入った地点に位置します。

約100 mの大岩壁は、山道を進むごとにその姿を少しずつ明らかにします。岩の中央に開いた二つの穴や、深い森の中に浮かび上がる岩肌を眺めていると、その伝説に込められた“時間と風景の重なり”を体感できます。
五木村の紅葉
『道の駅 子守唄の里 五木』『白滝公園』周辺
熊本県球磨郡にある五木村は、山深い自然に囲まれた地域ならではの紅葉スポットとして知られています。特に、県道や村道沿いの渓流・山道の風景が紅く染まり、その静かな佇まいが魅力です。






先日、五木村にある山道を通って、紅葉の様子を見に出かけました。色づき始めた木々が緑からオレンジ、赤へと移り変わりつつあり、渓流沿いや森の中にその“秋の入口”を感じることができました。
岩肌と落ち葉、流れる水と木の葉が織りなす静かな風景の中で、「もうすぐ見ごろだな」という期待感が自然と芽生えました。
『大滝自然森林公園』『端海野自然森林公園キャンプ場』周辺
紅葉の名所、熊本県球磨郡五木村にある『大滝自然森林公園』周辺および『端海野自然森林公園キャンプ場』周辺では、紅葉がいよいよ見頃を迎えています。






紅葉という“色の変化”だけではなく、「森・水・空気」が一つになって醸し出す雰囲気があり、ただ写真を撮るだけでは伝わらない“心の静けさ”を手に入れたようでした。秋の深まりを感じたこの旅は、思い返すたびにほっとする記憶となりました。
宮園の大イチョウ
熊本県球磨郡五木村の宮園地区に佇む「宮園の大イチョウ」は、樹齢500年以上とされ、熊本県の指定天然記念物にもなっている壮大な大樹です。釈迦堂の境内にそびえ立つこのイチョウの樹高はおよそ35~45 m、根回り(幹の根元の周囲)は約14 mにも達します。伝承によれば、このイチョウの葉を1枚持ち帰ると「10年長生きできる」と言われ、地域の人々から長寿の象徴として親しまれています。




樹齢500年以上とも言われるこの巨木は今、ほんのりと黄色に色づき始めていて、まだ緑を残す葉と黄金色に染まる葉とのグラデーションが何とも美しかったです。深い山里の静けさの中で、少しずつ秋の訪れを感じることができ、次の週にはきっと“見頃”の鮮やかさが広がるのではと期待が膨らみました。
11月7日(金)
淡島神社参道の橋
熊本県球磨郡山江村にある 淡島神社参道の橋(「淡島裏参道橋」)は、令和2年7月の豪雨災害で大きな被害を受け、その後の復旧工事が進められ、橋桁(橋げた)の構築がほぼ完了していました。




参道の橋は、災害後の工事を経て着々と復活に向かっています。 アニメ 夏目友人帳 参 第6話「人ならぬもの」のモデル地としても知られるこの場所、また歩ける日が遠くない将来訪れそうです。
山田大王神社の大イチョウ
熊本県球磨郡山江村の山田大王神社境内には、紅葉の名所としても知られる大きなイチョウの木があります。秋が深まると、その黄金色の葉や落ち葉が境内を覆い、神社と自然が織りなす美しい風景が広がるスポットです。

秋の深まりを愉しみにしていたのですが、思いのほか「まだ緑が多く、色づきはこれから」という状況でした。それでも、境内に漂う静けさと、時折ひらりと舞う黄色がかった葉を眺めていると、もう少しで黄金色に染まる景色が訪れるだろうという期待が自然と湧いてきました。
晴山の大イチョウ
熊本県球磨郡相良村四浦東(晴山地区)にある「晴山の大イチョウ」は、村指定の天然記念物に認定された巨木です。推定樹齢は 200年以上、樹高は約20 m、幹周り(目通り幹囲)は約6 mほどと報じられています。

熊本県球磨郡相良村にある 晴山の大イチョウ を訪れました。まだまだ完全な黄葉とはいえず、葉の多くが緑のままでしたが、ふと視界に入った“ほんのり黄色”の葉が秋の訪れを静かに告げているようでした。
11月8日(土)
岡留熊野座神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡あさぎり町免田西に鎮座する 岡留熊野座神社 では、11月8日に「秋季例大祭」が盛大に執り行われました。この祭りは五穀豊穣・無病息災を祈願する神事から始まり、その後には子どもたちが担ぐ神輿の行列や、地元に伝わる郷土芸能「臼太鼓踊り」など、伝統と地域文化が融合した催しが展開されました。会場は、鉄道駅 おかどめ幸福駅 のすぐそばという利便性もあり、地元住民のみならず遠方からの参拝者や観覧者も足を運びやすい環境です。












澄みきった朝の空気の中、静かに始まった神事の儀式に立ち会えたことに、身が引き締まる思いがしました。子どもたちの神輿の行列が「わっしょい」と声を弾ませながら出発し、太鼓の響きがまだ冷えた地面に刻まれていく瞬間には、地域の誇りや絆がそのまま現れているように感じられました。
五木の子守唄祭り
熊本県球磨郡五木村で毎年開催される「五木の子守唄祭り」は、村の伝統文化と秋の収穫を祝う一大イベントです。祭りでは、高校生による雅太鼓や書道パフォーマンス、吹奏楽演奏がステージを彩り、夜には芋煮会や打ち上げ花火が秋の夜を華やかに彩ります。会場には五木村ならではの味覚が並ぶ飲食ブースや木育体験、特産品の販売もあり、世代を超えて「地域の秋」を心から体感できる祝祭です。












秋色が深まる村の空気の中、舞台で披露される郷土芸能や子守唄の旋律が、懐かしさと新しさを同時に感じさせてくれました。夕暮れには巨大な鍋で作られた芋煮が振る舞われ、打ち上げ花火が夜空を彩り、それまで静かだった山里が一瞬にして笑顔と歓声の場へと変わったのが印象的でした。
王宮神社 秋季例大祭 御夜祭
王宮神社では、毎年11月9日に「秋季例大祭」が執り行われ、その前夜にあたる「御夜祭」が地域の氏子・崇敬者を中心に静かに、しかし心深く営まれています。この夜、地域の伝統芸能である 球磨神楽 が奉納されることも大きな特色で、まさに「神と地域をつなぐ時間」として、訪れた人の胸に深く刻まれます。






夜の境内に足を踏み入れた瞬間、静けさの中にしっかりと“時代”と“伝統”の存在を感じました。古い楼門の影が灯りに浮かび上がり、参道を通るたびに歴史の重みが胸に伝わってきます。氏子・崇敬者の皆さんがひとつの場に集まり、神を迎える前夜の準備として「祈り」「舞」「ともに在る時間」を共有している、そんな空気が漂っていました。夜の空気と神社建築の佇まいが、その場の凛とした雰囲気をいっそう引き立てていたと思います。
11月9日(日)
王宮神社 秋季例大祭
熊本県球磨郡多良木町黒肥地に鎮座する王宮神社では、毎年11月9日に『秋季例大祭』が催され、地域の人々が一年の恵みと繁栄を神へ感謝し、これからの安寧を祈る大切な祭典です。例大祭当日は、社殿にて神職が祝詞を奏上し、地域の五穀豊穣・無病息災・家内安全が祈願されるとともに、境内では郷土芸能の臼太鼓踊りや子ども相撲が行われます。








神事では、祝詞が奏上され、氏子・崇敬者とともに地域の五穀豊穣や無病息災、家内安全が祈られていました。その祈りの荘厳さ、そしてその祈りを包む境内の佇まいが忘れがたい一瞬となりました。また、境内で披露された郷土芸能、郷土踊りや子ども相撲などが祭りの場をぐっと身近なものに変えていて、「神事」という硬さと「地域のお祭り」という温かさが同居していたのが印象的でした。
竹灯籠づくり
熊本県球磨郡湯前町で開催された「竹灯籠づくり体験」イベントでは、町内で採れた竹を使い、参加者が電動ドリルで穴を開けて模様をつけるワークショップ形式で灯籠を作成しました。完成した灯籠は、11月14日の秋祭りで 里宮神社 に設置され、その後、 ゆのまえ温泉 湯楽里 において12月中旬まで展示される予定です。




竹を手に、電動ドリルで穴を開け模様を刻んでいく作業は、無心になれる時間であると同時に、「この一本の竹が灯りをともすものになる」というワクワクも感じさせてくれました。自分で削った模様から光が漏れる姿を想像しながら作業を進める中、11月14日の秋祭りでその灯籠が社殿に設置されるというお話を聞き、「地域の行事に自分の手が加わる」という実感に胸が熱くなりました。
あさぎりマルシェ
あさぎり駅「ポッポー館」を舞台に、地元グルメや雑貨、ワークショップ、キッチンカーなどが並ぶ賑やかなマーケットイベントです。令和 7 年11月9日(日)には 2周年記念 として、スタンプラリーや豪華賞品が当たる抽選会も実施されました。会場では美味しい飲食ブースのほか、ハンドメイド雑貨やアクセサリーの店が軒を連ね、「気軽に立ち寄れる暮らしの中の小さな市」といった雰囲気が漂っていました。














会場に一歩入ると、色とりどりのハンドメイド雑貨やアクセサリーのブースが並び、キッチンカーからは地元ならではの香りが立ち上って、思わず「この町ならでは」の時間に包まれました。2周年記念ということでスタンプラリーや抽選会のワクワク感もあり、参加すればするほど「次は何があるんだろう?」という期待が膨らみました。
人吉よさこい祭り
「人吉よさこい祭り」は、秋の人吉市の街をエネルギッシュに彩るダンス&パレードイベントです。この祭りには、約50団体が参加し、華やかな衣装を身にまとった演舞者たちが、元気な掛け声とともに、鳴子や太鼓を鳴らしながら街を躍動させます。












印象的だったのは、子どもから大人まで幅広い世代が「踊る側」「観る側」に分かれながらも、掛け声を合わせて一体となる瞬間。通り沿いで応援する人々の笑顔も相まって、「この町でしか味わえない祭りの風景」だと感じました。
