
10月20日(月)
ゑびすまつり
多良木町で、年に一度の大祭「ゑびす祭り」が10月20日・21日の両日、町の中心にある 恵比須神社 周辺を舞台に盛大に開催されました。この祭りは「人吉球磨三大祭り」の一つとされ、地域の誇る伝統行事となっています。自然豊かな奥球磨の風景の中、伝統と賑わいが交差するこの二日間。地元の方々の熱気、参列者の歓声、そして町を彩る人々の笑顔が印象的な「秋の大祭」です。
町内パレード
町の中心を練り歩く「町内パレード」では、子ども御輿・大人御輿に加え、地元の団体・中高生チームによる総踊りや太鼓などが列を成して、沿道に活気をもたらしました。パレードは祭りのハイライトの一つで、開催初日(10月20日)午後1時頃に、町中心部の 国道219号線 を使って実施されました。














恵比須神社の境内およびその周辺
恵比須神社は「商売繁盛」や「漁業・豊作」の神である恵比須様を祀っており、「ゑびす祭り」の期間には多くの参拝者が訪れます。神社の境内およびその周辺には、町内の商工会会員事業所や露天商をはじめとする多数の屋台・出店が並び、実際に「県下一を誇る規模の露店数」と紹介されています。その賑わいは、祭りの大きな魅力のひとつとなっています。








法被姿の担ぎ手たちが威勢良く掛け声を上げ、子ども御輿や大人御輿が町の通りを練り歩き、祭りの中心たるパレードがいよいよスタートしました。特に印象的だったのは、国道 219 号線を用いた御輿の練り歩きです。通行止めにしてまで繰り広げられるその規模と迫力には圧倒され、地元の伝統文化と地域の絆の強さを肌で感じる場面でした。また、夜にはステージイベントや紅白もち投げなどが催され、子どもから大人まで一体となって盛り上がり、いつもとは少し違う時間が流れていました。この祭りには“楽しさ”だけでなく、“伝統”や“地域の誇り”がしっかりと重なっていました。
あさぎり町上東のコスモス畑
熊本県球磨郡あさぎり町上東(上東狩所地区)に広がるコスモス畑は、県道錦-湯前線沿いの休耕地を活用し、地域の住民の方々が赤・ピンク・白のコスモスを育てた「ちゃんの楽園」として親しまれています。遊休農地だったその場所には約 20 アールにわたって色とりどりの花が咲き誇り、まさに“秋そのもの”を体現しているかのようでした




コスモス畑「ちゃんの楽園」を訪れました。休耕地だった場所に、地元の方々が手を入れて育てた赤・ピンク・白のコスモスが、風にゆらりと揺れながら広がっていて、まさに秋の陽ざしと調和した景色でした。
10月21日(火)
岩屋熊野座神社
熊本県人吉市東間上町に鎮座する岩屋熊野座神社は、鎌倉期の寛喜年間(1229~1232年)に、領主 相良長頼 によって熊野三所権現を勧請して創建されたと伝えられる由緒ある神社です。かつて「岩屋権現」と呼ばれていたこの地は、修験道の霊場であった岩穴・崖・山林を背負い、神仏習合の色合いを強く残す場所でもあります。社殿群および参道入口の両部鳥居は、元禄14年(1701年)建立の凝灰岩製で稚児柱付きという珍しい形式で、球磨地方では唯一とされており、2002年には本殿三棟・拝殿・覆屋・鳥居などが 国の重要文化財 に指定されています。












地域清掃活動
普段なかなか立ち入ることのできない社殿内まで掃除をさせていただきました。






今回の清掃参加は、ただの奉仕活動ではなく、私自身にとって「この神社と地域の歴史・信仰」と静かに出会う時間となりました。
かめ家ダイニング
かめ家ダイニング(熊本県人吉市五日町 60-1)は、創作和洋料理が楽しめる居酒屋スタイルのダイニングバーです。18:00から夜の営業を開始し、日曜定休という落ち着いた営業時間帯の中で、ひとり利用からグループ利用まで幅広く対応しています。串盛り(680円〜)や旬の食材を使った和洋の創作料理、さらに冬季限定の鍋メニューなども揃っており、居酒屋定番の“ちょっと飲みながら”というスタイルだけでなく、料理そのものを目的に訪れる価値も十分にあります。

















串盛りをはじめとする定番メニューに加え、旬の食材を活かした和洋の創作料理が並び、味・見た目ともに丁寧な仕上がりでした。素材の鮮度を実感した一皿を口にしたとき、「ここまで料理にこだわる居酒屋がこの街にもあるのだ」と嬉しく思いました。総じて、かめ家ダイニングは「料理を目的に」「気軽に飲みに」「ゆったりと語らえる」居酒屋として、人吉市中心部の夜を過ごすのにとても良い選択肢でした。
10月22日(水)
人吉あかりの社会実験
この企画は、令和2年7月の豪雨災害を受けた復興の過程で、町の“あかり”を見直し、夜の景観や安全、そして憩いの場の再整備を目的に、まちづくりの一環として実施されています。「まちなかグランドデザイン推進アクションプラン」に基づき、将来の夜景づくりを試行する“社会実験”として、複数のエリアで照明演出やライトアップが行われています。
城見庭園・人吉城跡
樹木・石垣などを照らし、球磨川沿い・城跡を活かした夜景創出を目指しています。








大橋・中川原公園
手すり部のあかり設置やフォトスポットの設置など、「夕刻・夜のまちを楽しめる場」としての実験が行われています。




光に包まれた夜の人吉城跡と球磨川河畔が、いつもより少しだけ「おしゃれな居場所」に変わっていた夜。 “復興”という言葉だけではくくれない、「まちの今」を優しく照らす光の実験。 そして、これからさらに変わるこの街の夜景が楽しみです。
シシリアン
熊本県人吉市紺屋町にひっそりと佇むバー、シシリアン.(紺屋町 54)は、夜の街で“隠れ家”的な存在感を放っています。1人でも安心して立ち寄れる雰囲気があり、女性1人でも入りやすいバーとして、地元の方や観光客から親しまれています。また、2020年7月の豪雨災害で大きな被害を受けたこの地域において、「完全禁煙バー『シシリアン.』復活プロジェクト」がクラウドファンディングにより実施されたことから、地域に深く根ざした店舗であることも感じられます。




こちらのデザート「目の前で焼いてくれるクリームブリュレ」、本当に特別な体験でした。
カウンターに座り、バーナーの火がゆらめきながらクレームブリュレの表面にキャラメリゼを施すシーンを目の当たりにすると、その「ライブ感」がまず印象に残ります。焦がしたカラメルの香ばしさ、温かさと冷たいクリームのコントラストが、口の中でじんわりと広がりました。
10月23日(木)
「球磨BASE」前のコスモス
熊本県球磨郡錦町一武 2176-248に位置する「球磨BASE」の前の道沿いは、毎年秋になると鮮やかなコスモスで彩られ、「コスモス通り」として地元の人々にも親しまれています。丘のように開けた平地と田園を背に、ピンクや白の花々が山並みや夕暮れの光と織りなす静かな風景が広がります。ご夫婦で手入れされたその畑では、年を追うごとに花数が増えており、蜜蜂が飛び交う様子から「自然と人の手がともに育む場所」という温かな空気を感じさせてくれます。




ご夫婦が手間をかけて育ててきた畑と聞いていた通り、一輪一輪が丁寧に咲いていて、蜂が花の間を飛び交う様子も目にしました。「自然と人の手がともに育む場所」という言葉が、しっくりくる風景でした。
人吉市下原田町のコスモス園
熊本県人吉市下田代町にある「コスモス園」は、地元の下田代集落協定推進会が遊休農地を活用して毎年植栽を行っている、秋の訪れを感じる花の名所です。約70アールにわたる広大な畑では、白から淡いピンク、濃いピンクまでのコスモスがグラデーションを描きながら、10月下旬から11月上旬にかけて見頃を迎えます。




遊休農地を、地元の方々が毎年丁寧に手入れされ、白から淡いピンク、濃いピンクまで色とりどりのコスモスが約70アールにわたって咲き誇る景色は、本当に“秋そのもの”を体現しているように感じました。その丁寧な営みがこの景色を支えているのだと強く思い、心から敬意を抱きました。訪問して、本当に来て良かったと思えるひとときでした。
10月24日(金)
「おかどめ幸福駅」前のコスモス
熊本県球磨郡あさぎり町にある『おかどめ幸福駅』の駅前一帯では、鮮やかなコスモスが咲き誇り、まさに「幸せ」を感じる風景が広がっています。今まさに見頃を迎えているこの季節、ドライブや散策の立ち寄りスポットとして、そして「小さな幸福」を感じる旅として、ぜひおかどめ幸福駅前のコスモス畑を訪れてみてはいかがでしょうか。






駅舎の前に一面に広がるコスモス畑が、“幸福の旅立ち”を祝うかのように咲き誇っていて、「ここに来て良かった」としみじみ感じるひとときでした。線路を背に、花々が風にそっと揺れる風景は、駅という“通過点”に立ちながらも、じっと立ち止まる価値を与えてくれました。
多良木天満宮 秋季例大祭 御夜祭
多良木天満宮例大祭の前夜、10月24日(金)に催された御夜祭では、氏子や地域の方々が準備を整えた境内に、約900個もの竹灯籠が灯され、闇に浮かび上がる光景が幻想的な雰囲気を作り出しました。
その後、夜の神事や奉納行事として夜神楽や神輿渡御が行われ、昼の祭りとはまた違った“夜の祭り”ならではの厳かさと活気を味わうことができました。








夜の境内には、約900本もの竹灯籠が灯され、柔らかな光が揺らめく中、神楽の音色が響き渡り、まるで時間がゆっくりと流れているようでした。
氏子の方々や地域の皆さんが丁寧に準備したその空間には、“この地の信仰と絆”が息づいており、訪れた人々も自然と静かな敬意を抱いていたように思います。
10月25日(土)
多良木天満宮 秋季例大祭
熊本県球磨郡多良木町に鎮座する 多良木天満宮では、毎年10月25日に盛大な「秋季例大祭」が執り行われています。屋台や縁日が並び、法被姿のお神輿や地域の人々が担ぐ太鼓の音が町中に響き渡ります。この祭りは、地域の信仰や風土、そして人々のつながりを感じさせてくれる“町の一年に一度の大きな節目”です。参拝と見物、どちらでも秋の深まりを感じながら充実した時間を過ごせる場となっています。










秋の空気が漂う町中に、屋台の賑わいやお神輿の掛け声、太鼓の響きが絶え間なく広がり、地域のみなさんの力強さと温かさが伝わってくる一日でした。訪れた誰もが「この町と人とがこうやってつながっているんだ」という実感をもてたと思います。来年も、またこの祭りに足を運び、地域の息吹を感じたいと思います。
SL人吉綱引き
熊本県人吉市では10月25日(土)、名物蒸気機関車「SL人吉」展示車両を「綱で引いて動かすチャレンジイベント」が開催されました。会場は JR人吉駅 前の展示スペース。小学生を含む約140名が、機関車の愛称「ハチロク!」の掛け声とともに人力で約20 メートルを引き動かし、迫力満点の一瞬となりました。




人吉駅前の展示スペースに鎮座する機関車に、大勢の参加者と一緒に「ハチ、ロク!」の掛け声を響かせながら綱を引いたその瞬間、身体に伝わる振動・重さ・一体感が、想像以上の迫力でした。
人吉コンテナマルシェ ハロウィンパーティー
熊本県人吉市紺屋町 36-6、「人吉コンテナマルシェ」にて、ハロウィンパーティーが盛大に開催されました。食べ歩きにぴったりのキッチンカーやグルメ屋台が並び、DJブースからビートが響く中、仮装して来場すれば夜の街が特別な舞台に変わります。家族連れも、友だち同士も、ひとりでも──秋のひとときを盛り上がって過ごせるイベントでした。








会場に一歩足を踏み入れると、色とりどりのコスチュームを身にまとった人々、キッチンカーから香るスパイスやグルメの匂い、DJブースから流れる音楽が、まるで夜のテーマパークのような雰囲気を作り出していました。
10月26日(日)
上村白髪神社秋季例大祭準備
10月26日、熊本県あさぎり町の上村白髪神社にて、秋季例大祭のための準備が地域一丸となって行われていました。氏子の皆さんがしめ縄づくりに取り組み、一方で境内には土俵が設けられ、力を込めて土をならす作業の音が響いていました。ご近所の方々や、奉納される 球磨神楽 の神楽手の皆さんも動員され、着々と祭りを迎える準備が進んでいることが伝わってきました。子どもたちはその合間に境内で元気に遊び、真剣な空気の中にも和やかな村の“祭り前の時間”が流れていました。










氏子の皆さんが手際よくしめ縄を編み、境内には新設の土俵が静かに据えられ、地域の一体感に心打たれるひとときでした。風に葉がそよぐ参道を歩きながら、この祭りが長い歴史の中で受け継がれ、地域の方々によって丁寧に育まれていることを改めて感じました。
おおはしひろば
10月25日(土)〜26日(日)、熊本県人吉市の大橋一帯が“歩行者天国”として開放され、名付けて「おおはしひろば」が開催されました。車両通行止めの橋と周辺の公園を舞台に、地域の人々が自由な過ごし方を持ち寄る“まちの社会実験”です。当日は、コーヒー焙煎ワークショップから、読書や星空観察、ダンスショー、ファッションイベントまで、幅広いプログラムが実施され、参加者それぞれが思い思いの「ひろば時間」を楽しんでいました。










前日の夜のおおはしひろば




通行止めとなった大橋一帯が解放され、普段とは異なる“まちのひろば”として歩いたり、立ち止まったりできる空間になっていて、ワクワクしました。川のせせらぎが感じられる橋の欄干に腰かけ、子どもが遊び、音楽がかかり、おじいちゃんおばあちゃんもベンチでおしゃべりし…。その中で「まちと人がつながる時間」を体感することができたのが、とても印象的でした。
さがら産業文化祭
秋の実りと地域のパワーが集まる一日──熊本県球磨郡相良村で、10月26日(日)9:00〜17:00に「さがら産業文化祭」が相良村総合体育館で開催されました。地元産農産物の直売ブースやグルメ屋台に加え、村内団体によるステージ発表や豪華ゲストのショー、お楽しみ抽選会など、老若男女が楽しめる多彩なプログラムが並びました。さらに、文化団体の展示コーナーでは地域の伝統や芸術にも触れられ、家族連れでも仲間同士でも、地域づくりを肌で感じながら過ごせる“まつり空間”となりました。










会場の相良村総合体育館では、地元農産物の直売やグルメ屋台が並び、来場者の笑顔があふれていました。ステージでは音楽やダンスが披露され、晴れやかな秋の日に地域ならではの活気が広がっていたのが印象的です。この日、訪れた誰もが「地域の励まし・支え合い」を一緒に体験していたように感じられました。来年もこの文化祭がどんな顔を見せてくれるか、今から楽しみにしています。
お家で譲渡会~人吉会場~
命をつなぐ“架け橋”──熊本県人吉市にて、10月26日(日)12:30〜16:30に「お家で譲渡会~人吉会場~」が開催されました。ペットを“買う”のではなく、“迎える”という選択肢を通じて、多くの保護猫たちが新しい家族との出会いを待っています。見学のみのご来場も大歓迎です。会場には、美味しいスイーツやドリンクが楽しめるカフェコーナーも併設されており、ゆったりとした時間の中で出会いのひとときを過ごすことができます。






会場に足を踏み入れると、保護された猫たちがそれぞれのペースで過ごしており、その穏やかな姿に思わず心が緩みました。目を合わせて、そっと触れ合う瞬間に、「この子たちも、やさしい家族を待っているんだな」と感じずにはいられませんでした。一見、普通のイベントのように見えて、そこに流れる雰囲気は「命を迎える」という選択肢を丁寧に見せてくれるものでした。
