
11月24日(月)
球泉洞 開洞50周年記念イベント
熊本県球磨村にある大鍾乳洞・球泉洞が、今年で開洞50周年を迎え、その節目を祝う記念イベントが開催されました。期間中は、一般コースの入洞料が半額となり、家族連れから観光客まで多くの人が訪れ、いつも以上に賑わいを見せました。さらに、会場では餅投げや限定記念商品の販売も行われ、50周年ならではの特別感に包まれた2日間となりました。






長い年月が生み出した神秘の地下空間にふれながら、地域とともに歩んできた球泉洞の歴史を感じられる、心温まる記念イベントでした。
石水寺の紅葉
熊本県人吉市の山あいに佇む石水寺は、秋になると境内が華やかな紅葉に包まれ、しっとりとした風情が漂う名所です。石をくり抜いた山門や、境内に残る石造りの眼鏡橋、古い石塔群など、歴史ある造形物と赤や黄色に色づいた木々が美しく調和し、訪れる人を静かに迎えてくれます。






華やかさよりも、しっとりとした味わい深さが際立つ、石水寺ならではの秋の風景。忙しさを忘れ、心がやわらかくほどけていくようなひとときを過ごすことができました。
11月25日(火)
相良護国神社の紅葉
熊本県人吉市の相良護国神社は、秋になると境内が鮮やかな紅葉に包まれる、隠れた名スポットです。歴代相良氏の居館跡に建てられた神社ならではの落ち着いた風情の中、朱色に染まるモミジや黄金色のイチョウが石橋やお堀に映え、静寂に彩りを添えます。池やお堀の水面に映り込む紅葉はとりわけ美しく、石垣や鳥居とのコントラストが、歴史ある空間にいっそう深い趣を生み出しています。






朱に染まるモミジや黄金のイチョウが水面に映り込み、その落ち着いた美しさに心が和らぎます。お堀のそばにはたわわに実った柿の姿もあり、紅葉の景色にもう一つの秋の彩りを添えていました。紅葉の華やかさと柿の実りの素朴な美しさ──そのどちらもが、この場所の秋をいっそう豊かにしていました。
人吉城跡の紅葉
熊本県人吉市の人吉城跡は、秋になると石垣や川沿いの木々が色づき、歴史ある城跡を鮮やかに彩る紅葉の名所です。球磨川を望む城跡一帯にはモミジやハゼの木が点在し、赤や黄に染まった葉が石垣や水面に映える風景は、この季節ならではの趣深さがあります。散策路には落ち葉が敷きつめられ、歩くたびにカサリと響く音が心地よく、静かな城跡の雰囲気と相まって、ゆったりと秋を楽しめる場所となっています。歴史の面影と自然の美しさが調和した、人吉ならではの秋景色が堪能できるスポットです。








人吉城跡を歩くと、石垣の間からのぞく紅葉が秋の光を受けてやさしく輝き、歴史ある城跡にしっとりとした彩りを添えていました。球磨川沿いに広がる赤や黄の木々が水面に映り込み、まるで絵のような静かな美しさに思わず足を止めてしまいます。
11月26日(水)
老神神社のイチョウ
鳥居の横に立つ大きなイチョウがまっ黄色に色づき、特別な一日を迎えた境内を鮮やかに照らしていました。

黄金色に染まったイチョウが、神事に集う人々をあたたかく迎えているようでした。
新宮禅寺の紅葉
熊本県錦町にある新宮禅寺は、静かな山里に佇む古刹で、秋になると境内が美しい紅葉に包まれる名所として知られています。本堂や参道のまわりにはモミジやイチョウが色づき、赤や黄色の鮮やかな彩りが歴史ある寺院の落ち着いた佇まいと調和し、訪れる人を優しく迎えてくれます。とくに樹齢500年を超える大イチョウの存在感は圧巻で、黄金色に染まった姿は境内の象徴ともいえる美しさ。静けさに満ちた空間で、風にそよぐ葉音を聞きながらゆっくり歩くと、自然と心が穏やかになっていくような時間が流れます。








紅葉の華やかさと、禅寺の落ち着いた佇まいが自然に溶け合い、心がすっと整っていくような時間でした。静かに季節を味わいたいときに、またふらりと訪れたくなる場所です。
11月27日(木)
麓城跡の紅葉
熊本県あさぎり町にある麓城跡は、秋になると辺り一面がモミジの鮮やかな色づきに包まれる、里山の紅葉スポットです。かつて上村氏が居城を構えたこの場所には、約100本ものモミジが植えられており、遊歩道を歩くと赤や橙に染まった木々が連なり、まるで“もみじのトンネル”の中を進むような景色が広がります。








散策道に落ちた葉が地面を染める「もみじの絨毯」も見どころのひとつで、歴史ある城跡と自然の彩りが重なり合う、静かで心が落ち着く秋の風景が楽しめます。観光地のような喧騒がなく、ゆっくりと紅葉を味わいたい人にぴったりの場所です。
妙見野自然の森展望公園
熊本県多良木町にある妙見野自然の森展望公園は、四季折々の自然が楽しめる山上の公園ですが、なかでも秋はひときわ美しい季節です。公園の周囲を彩る木々が赤や黄に色づき、澄んだ空気の中でゆっくりと移ろう紅葉が、展望台からの雄大な景色に深みを添えてくれます。標高の高い展望広場からは、人吉球磨盆地を一望でき、紅葉した山並みが幾重にも重なる風景はまるで一枚の絵画のよう。散策路を歩けば、落ち葉が足元をやさしく包み、木々の間を通り抜ける風と秋の香りが心を静かに満たしてくれます。








キャンプやピクニック、スカイスポーツなどアウトドアも盛んな場所ですが、秋の妙見野は“景色を眺めるだけで価値がある”と言えるほどの魅力にあふれています。静けさと開放感、そして紅葉の美しさが重なり合う、秋ならではの絶景スポットです。
11月28日(金)
皆越白髪神社 秋季例大祭
熊本県あさぎり町の皆越白髪神社では、毎年11月28日に秋季例大祭が執り行われ、地域の人々が一年の実りと安全に感謝を捧げます。静かな里山に佇む神社に、祭りの日だけは多くの人が集い、にぎやかな声と笑顔が広がります。




里山の秋の彩りと、人々の祈りや笑顔が重なった時間はとても心地よく、今年の実りを祝うこの祭りが、地域にとってどれほど大切なものなのかが自然と伝わってきました。紅葉の美しさが一層その想いを引き立ててくれる、忘れがたい秋のひとときでした。
山田大王神社のイチョウ
11月28日に山江村の山田大王神社を訪れると、境内のイチョウがちょうど見頃を迎え、まっ黄色に染まった姿で迎えてくれました。中世から続く国指定重要文化財の社殿と、鮮やかな黄金色の葉が重なり合う光景は圧巻で、静かな境内に秋の輝きがふわりと広がっていました。




風に揺れる葉がきらりと光を反射し、足元には鮮やかな落ち葉が舞い散って、まるで絵巻物の一場面のよう。長い歴史を見守ってきた神社の佇まいと、季節の美しさが見事に調和した、忘れがたい秋のひとときとなりました。
11月29日(土)
岩屋熊野座神社 秋季例大祭
熊本県人吉市・東間上町に鎮座する岩屋熊野座神社では、毎年11月29日に「秋季例大祭」が厳かに執り行われます。国の重要文化財に指定される社殿が立ち並ぶ静かな杜に、地域の人々が集い、神事が進むにつれて境内には清らかな空気が満ちていきます。岩屋熊野座神社は、鎌倉時代創建と伝わる古社で、熊野三所権現を祀る歴史ある神社。祭りの日には、五穀豊穣や地域の安寧を祈る神事のあと、世代をこえて人々が集まり、昔ながらの温かい“村祭り”の姿が広がります。






国の重要文化財に指定される社殿が静かに佇み、その前で厳かに神事が進んでいく様子は、まるで古代から続く祈りの営みを間近で見ているようでした。古社の重みと素朴な人々の営みがひとつになり、心がじんわりと満たされる時間を過ごすことができました。
巡り観音堂
相良三十三観音のひとつ「巡り観音堂」の前には、日本屈指の清流として知られる川辺川が流れ、透明度の高い水面と周囲の山々がつくり出す美しい景観が広がっています。また、この時期は観音堂前に立つ一本モミジが鮮やかに紅葉し、清流の青さとのコントラストが訪れる人を魅了します。川辺川の澄んだ水と紅葉したモミジ、そして静かに佇む観音堂が調和し、季節の移ろいを感じられるスポットとして多くの人に親しまれています。




古くから祈りを捧げてきた観音堂の前で、季節が生み出す彩りが静かに広がる様子に、“この土地だからこそ味わえる秋の深さ”を感じました。清らかな水と紅葉が寄り添う景色は、心に長く残る特別なひとときでした。
晴山の大イチョウ
熊本県相良村・晴山地区に立つ「晴山の大イチョウ」は、地域のシンボルとして長く親しまれてきた一本木のイチョウです。樹齢は数百年ともいわれるこの大イチョウが、今まっ黄色に染まり、まさに見頃を迎えています。陽の光を浴びて輝く葉は、まるで金色の滝が流れ落ちるようで、足元には、ふかふかの黄色い絨毯が広がっています。

陽の光を受けた葉はキラキラと輝き、風が吹くたびに金色の粒がふわりと舞い落ちていく──
その一枚一枚が時間の流れをゆっくりと告げているようで、見ているだけで心が静かにほどけていくようでした。
11月30日(日)
ゆのまえ漫画フェスタ
熊本県湯前町で毎年開催される「ゆのまえ漫画フェスタ」は、町全体が漫画とアニメの文化で彩られる、湯前町ならではの一大イベントです。会場となる湯前まんが美術館や湯前駅周辺には、多くのファンや家族連れが集まり、にぎやかで温かい雰囲気に包まれます。漫画を愛する人はもちろん、家族で楽しみたい方や地域イベントを味わいたい方にもおすすめの「ゆのまえ漫画フェスタ」。小さな町が大きく輝く、笑顔あふれる文化イベントとして多くの人に親しまれています。








ゆのまえ漫画フェスタを訪れた瞬間、湯前町全体がまるで大きなテーマパークになったような高揚感に包まれていました。駅前からまんが美術館まで、どこを歩いてもカラフルなポスターや賑やかな声が響き、普段は静かな町がこの日だけは特別なエネルギーで満ちているのを感じました。
健康フェスタ2025〜地域と共に〜
多良木町の公立多良木病院で「第9回 健康フェスタ2025〜地域と共に〜」が開催されました。会場には家族連れや地域の方々が訪れ、病院らしい健康啓発と子どもも楽しめる催しが融合した、明るく賑やかな雰囲気に包まれていました。
フェスタでは医師による住民向けの健康講座が行われ、生活習慣病予防など、日常に役立つ知識がわかりやすく紹介されました。一方、体験コーナーでは医療機器を使った体験など、子どもたちが楽しみながら医療に触れられる企画が並び、会場は笑顔であふれていました。






会場全体には、病院スタッフと地域の人々がつくり上げる優しい空気が流れており、医療と地域がしっかりつながっていることを実感しました。ただのイベントではなく、地域の未来や健康を一緒に考えるきっかけをくれる、心温まる一日でした。
球磨神楽 特別公演
国指定重要無形民俗文化財である「球磨神楽」をより身近に感じてもらおうと、青井阿蘇神社の国宝記念館にて特別公演が開催されました。明るい日差しが差し込む大広間には、やわらかな木の香りが広がり、昼の公演ならではの穏やかな空気に包まれていました。








昼の神楽公演は、夜の荘厳さとは対照的に、緩やかで温かな時間が流れ、まるで神楽の世界にそっと迎え入れられたような心地よさがありました。訪れて本当に良かったと、胸の奥から思える特別なひとときでした。
あさぎり駅前イルミネーション点灯式
毎年冬の訪れとともに、あさぎり駅前では「WINTER LIGHT FESTIVAL」としてイルミネーション点灯式が行われています。会場には、地元の商工会青年部や町青年団などが中心となって準備した光の装飾が広がり、LEDのあたたかな輝きが広場全体を幻想的な雰囲気に包み込みました。点灯の瞬間には歓声が上がり、あさぎり町の冬が本格的にはじまったことを感じさせます。点灯式ではステージイベントやキッチンカーも並び、家族連れや友人同士など多くの人が集い、冬の夜を楽しむ姿が見られました。






点灯のカウントダウンが始まると、子どもたちのわくわくした声や、大人たちの期待に満ちた空気が一気に高まっていきました。そして一斉に灯りが点いた瞬間、周囲から歓声が上がり、光に包まれた駅前が一気に華やぎました。その一瞬の高揚感は、冬のはじまりを告げる合図のようで胸が温かくなりました。
